うーの家に引っ越した日

雪の降っていない晴天の日でした。
マンションの呼び出しチャイムがなります。
1月下旬、今日は新居への引っ越しの日です。

太宰府にある、うーの家モデルハウス”Mas de La terre”に幾度も足を運び
間取りを決め、照明を決め、扉の色やスイッチカバーに至る細かいところまでこだわりました。
工事途中の家にも数度お邪魔させてもらい、だんだんと家ができあがってくる様に新居に住むのがどんどん楽しみになっていきました。

うーの家の特徴である、でこぼことした無機質な漆喰の壁、
あたたかみのある無垢材の床や造作、
アンティークのランプがそれらを照らし、美しくも落ち着ける空間になりました。

しかし、新居への期待もつかの間…。
荷物をほぼ運び終えて、ガスストーブを点けているのに、すこし寒い感じがするのです。
吹き抜け下に設置したガスストーブは赤く燃えているのに、温度計の数値はなかなかあがってくれません。
もしかして失敗だったのかな…。
WB工法にしなければよかったか、床暖房にすればよかったのかな。
引っ越し疲れの体に寒さが堪えます。

必要な荷物をダンボールから取り出し、不安な中その日は休むことにしました。
朝起きた時に、あたたかくなっていることを夢見て。

次の日、目が覚め布団から出たとき、あたたかくなっていました。
まだ、桜が色づくには遠い季節ですが、春の訪れたようでした。

この引き渡し当日の寒さは
住宅躯体が冬の寒さで冷やされているため、あたたまるのに時間がかかるからのようです。
言われてみればそうですよね。
引っ越してくるまで、ずーっと寒い環境に置かれてきたので、あたたかくなるまでに時間がかかるのも道理です。

しばらく住んでみて、夜になったらガスストーブを消して、朝になったら点けていますが
起きたときは18℃から20℃くらいです。
雪の降った日は16℃くらいまで下がっていましたが、おおむね震えるほど寒くはありません。

まだ住み始めて間もないので
うーの家の住み心地を、改めてレポートしたいと思います。