安全性と機能性を持ち合わせた_自然素材の漆喰とは

”しっくい”ってどんな素材?
漆喰とは消石灰と呼ばれる水酸化ナトリウムが主原料の建築材料です。
”うーの家”で使用している外壁や内壁に使用している漆喰は
石灰石という石を1000℃で焼いたもの=消石灰
に’すさ’(麻などの繊維)と糊をまぜて煉り合せたもの
を塗り壁の材料として使用しています。
なので天然成分100%!
乾燥させた漆喰は表面がつるっとした手触りになります。

”しっくい”って安全?機能性は?

抗菌性が強く消臭作用があります‼
ウイルスや細菌・カビなどは強アルカリ性の環境下では生息できません。
漆喰は強アルカリ性=PH値が高いため、殺菌作用があります。
 また、漆喰は乾いて硬化していく中で、空気中の二酸化炭素を取り込みながら
石灰石に戻っていく性質があります。
 その戻っていく工程で、表面のみ
PH値を弱アルカリ性に変化していくため、壁面に触れても危険性がなく、
内面は強アルカリ性を保ったまま抗菌性が保たれるといった性質があります。
なので、乾燥するまでは素手で触ったりするとデリケートな方は手荒れする
恐れがありますが、完全に乾いてしまえば危険性はありません。

塗壁のイラスト

調湿性に優れている
 空気層を含む多孔質な素材なため、湿度が高い時には余分な水分を吸い取り
湿度が低い時には水分を放出するため、春夏秋冬を通じて快適に暮らすことが可能です。

耐火性がある
漆喰は固化してしまうと、自然の「岩」の状態になるので、火が燃え移ることがありません。
また、化学物質を含んでいないので、火災時の窒息の原因となる有毒ガスが発生ません。

防汚効果がある
静電気を帯びない性質をもっているので、ほこりを寄せ付けません。
また多少のこぼしたシミなどはあらかたふき取っておくことで、
時間をかけて元の白色に戻っていくという性質が漆喰にはあるので、
いつまでも美しい壁を保つことができます。

今回は自然素材のしっくいの安全性・機能性についてのお話に触れてみました。
壁を漆喰にすることの効果って体にも環境にも優しいんです。

”うーの家”では、これらの安全性・機能性を持ち合わせた、漆喰壁を施した
’アンティークな新築住宅’を施工いたしております。
もちろん、現在お住まいのお家をリノベーション時に漆喰壁
にしてみたいというかたも興味、関心がございましたら
こちらまでコメントおまちしております。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

ではまた次回