見えない部分こそ大切に ― 20年保証の防蟻処理

投稿日:2026.04.05

大野城市の新築現場で行うシロアリ対策

大野城市で進んでいる新築住宅の現場では、基礎工事から上棟後にかけて、防蟻処理(シロアリ対策)を行っています。

住まいづくりの中で、防蟻処理は完成後には見えなくなってしまう部分ですが、建物を長く保つためには欠かせない、とても重要な工程です。

私たちはこの見えない部分にも安心していただけるように、20年保証の防蟻処理を採用しています。


なぜ「20年保証」が可能なのか

一般的に、防蟻処理の保証は5年〜10年程度のものが多い中で、20年という長期保証はまだ採用例が多いとはいえません。それを可能にしているのが、「防蟻シート」と「充填処理」、そして「薬剤処理」を組み合わせた対策です。単体の対策ではなく、複数の工程で侵入経路を断つことで、長期的な効果を目指しています。


防蟻・防湿シートを一面に敷きこみ
防蟻・防湿シートを住宅の基礎部分に敷き込みます
深い部分の基礎の角や細かいところにも防湿・防蟻シートを敷き込んでいる
隅や角も丁寧に施工しています
配筋の下にも防湿・防蟻シート
配筋検査後の様子。鉄筋の下にシートがきれいに収まっていて安心感があります。

地面からの侵入を防ぐ「ダーミダンシート」

基礎工事の段階で施工するのが、防湿・防蟻シートです。

うーの家では、一般的な防湿シートではなく、防蟻性能を備えた「ダーミダンシート」を採用しています。このシートは、地面からの湿気を防ぐと同時に、シロアリが物理的に侵入するのを抑制する役割を持っています。建物の下全体を覆うように敷き込み、重ね部分や立ち上がり部分も丁寧に処理。配管まわりなど侵入しやすい箇所も含め、細部までしっかり施工していきます。

目に見えない部分ですが、この段階でしっかり対策しておくことが、長く安心して住める住まいにつながっていきます。


細かい隙間にも防蟻用充填フォーム
黄色く見えているのが充填処理をした箇所。 小さな隙間も見逃しません!

隙間をつくらない「オプティフォーム」

もう一つ大切なのが、わずかな隙間への対策です。

基礎のベースと立上りの取り合いには、には、どうしても小さな隙間が生まれます。その隙間が、シロアリの侵入経路になる可能性があります。

そこで使用するのが、防蟻用の充填剤「オプティフォーム」です。細かな隙間にしっかりと充填することで、物理的に侵入経路を塞ぎます。一見すると小さな工程ですが、こうした積み重ねが大きな差となるのです。


防蟻薬剤吹き付けのため床から1mを確認
黄色いテープが1mの目じるし
防蟻薬剤の散布
身体に害はない薬剤だそうで、特に防護服等は必要ないそうです。

上棟後の薬剤処理でさらに対策

上棟後には、木部への薬剤処理も行います。

柱や土台など、床面から約1メートルまでを中心に、専用の機材を使って丁寧に施工していきます。シート・充填・薬剤処理と、段階ごとに対策を重ねることで、より確実な防蟻対策につなげてくことができます。


20年保証と10年点検

うーの家の防蟻処理には、20年の保証が付いています。

ただし、その性能をしっかり維持するためには、10年目での点検が必要です。定期的に状態を確認することで、万が一の変化にも早く対応でき、結果として長期保証の信頼性につながっています。


見えない部分へのこだわり

防蟻処理は、完成後にはほとんど見えなくなります。

ですが、住まいを長く守るためには、こうした部分こそ丁寧な施工が求められます。

私たちは、「見えなくなるからこそ、しっかりと施工する」
そして「20年安心して住める住まいをつくる」という考え方で、日々の現場に向き合っています。


これから現場は、断熱や外壁工事へと進んでいきます。

完成すると見えなくなる工程ではありますが、
一つひとつの積み重ねが、住まいの安心と品質を支えています。

今後の進行も、引き続きお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

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