快適な暮らしを支える見えない工事と、暮らしを彩る大工仕事
大野城市の新築現場で内部工事が進んでいます
大野城市で進んでいる新築住宅の現場では、外壁工事と並行して内部の工事も進んでいます。
上棟後、建物の骨組みだけだった空間は少しずつ住まいらしい姿へと変わってきました。
今回ご紹介するのは、吹付断熱工事と大工工事の様子です。
完成後には見えなくなる部分もあれば、これから暮らしの中で毎日目にする部分もあります。
どちらも快適な住まいづくりには欠かせない大切な工程です。
見えなくなるけれど大切な断熱工事
まず行われたのが断熱材の吹付工事です。
今回採用している断熱材は「フォームライトSL-50α」。
現場では壁に85mm、屋根には160mmの厚さで吹き付けています。
さらに外気に接する床面にも160mmの断熱材を施工しています。
吹付断熱の特徴は、現場で発泡しながら施工するため、柱や梁の間にも隙間なく充填できることです。
断熱材をただ入れるだけではなく、建物の形状に合わせてしっかりと密着することで、高い断熱性能と気密性能を確保します。
写真を見ると、柱と柱の間に白い断熱材がぎっしりと充填されているのがわかります。
完成すると壁の中に隠れてしまいますが、この部分が住まいの快適さを大きく左右します。



UA値0.39の住まい
今回の住まいは、UA値0.39という高い断熱性能を備えています。
UA値とは、建物全体からどれくらい熱が逃げるのかを示す数値で、小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
冬は暖かさを逃がしにくく、夏は外の暑さを室内へ伝えにくい。
快適な室温を保ちやすくなるため、冷暖房の負担を軽減し、省エネルギーにもつながります。
さらにこの住まいには太陽光発電パネルと蓄電池も設置予定です。
自然の力を活用しながら、快適で安心して暮らせる住まいを目指しています。
性能というと数字ばかりが注目されがちですが、毎日の暮らしの心地よさを支えているのは、このような見えない部分の積み重ねなのだと改めて感じます。
平屋のように暮らせる住まい
この住まいは、「平屋のように暮らせる間取り」が大きな特徴です。
2階建てではありますが、日常生活の多くを1階で完結できるよう計画されています。
南向きの和室では畳に寝転びながらゆったり過ごすことができ、ランドリールームでは洗濯・室内干し・アイロンがけまでを一つの空間で行えるようになっています。
忙しい毎日の家事負担を減らしながら、ゆとりある暮らしを楽しめる住まいです。
家づくりというと外観や設備に目が向きがちですが、本当に大切なのは毎日の暮らしが心地よいこと。
この住まいには、そんな施主様の想いがたくさん詰まっています。
ベテラン大工さんの仕事
内部工事では階段の施工も進みました。
今回施工してくださっているのは、長年お付き合いのあるベテランの大工さんです。
ひとり親方として多くの現場を手掛けてこられ、主に注文住宅を専門とした経験豊富な職人さんで、 当社の家づくりも熟知しアンティークの建具を取付たり、手の込んだ造作を施工してもらっています。
現場では時々冗談交じりに愚痴をこぼすこともありますが、いざ仕事が始まると妥協は一切ありません。
図面通りにつくるだけではなく、細かな納まりや使い勝手まで考えながら施工してくださいます。
その仕事ぶりを見ていると、長年積み重ねてきた経験の重みを感じます。



手仕事が伝わる階段と手すり
今回施工された造作階段と手すりにはパイン材を使用しています。
これから塗装を行う予定ですが、木のやわらかな表情が感じられる仕上がりになりそうです。
特に手すり部分を見ると、大工さんの細かな仕事がよく分かります。
階段は毎日何度も使う場所。
安全性はもちろん、手に触れたときの感触や納まりの美しさも大切です。
完成すると何気なく使う場所ですが、その裏側には職人さんの細やかな配慮が詰まっています。



”うーの家”らしいR下がり壁
写真に写っているアーチ状の開口部は、子ども部屋の収納入口です。
うーの家ではこのような主に建具の付かない開口部にはR下がり壁をよく採用しています。
子ども部屋の収納だけでなく、階段下収納やシューズクロークなど、さまざまな場所で取り入れているデザインです。
施主様から特別なご要望がなくても、多くの方がモデルハウスなどをご覧になり、「こんな雰囲気が好き」と感じてくださっています。
直線だけでは表現できない、やさしくやわらかな雰囲気。
そんな空間づくりも私たちの家づくりの特徴の一つです。
少しずつ完成へ
現場では、完成すると見えなくなる断熱工事が終わり、暮らしの中で毎日目にする階段や収納も少しずつ形になってきました。
性能を支える見えない部分。
そして、暮らしを豊かにする職人さんの手仕事。
その両方が合わさって、一軒の住まいが完成していきます。
これからも工事は続いていきますが、少しずつ家らしくなっていく様子をお伝えしていきたいと思います。