太宰府散歩! 其ノ壱
- 2019/01/21
- スタッフブログ
このブログは、太宰府の歴史や魅力、またうーの家で起こった小さな出来事などを皆様にお伝えしていきたいと思っています!
記念すべき一回目は…
皆様もご存知の太宰府天満宮について書いていこうと思います!
太宰府天満宮は、菅原道真公の御墓所の上にご神殿を造営し、その御神霊を永久にお祀りしている神社です。
また、天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠・厄除けの神様」として
有名です。
【菅原道真公のご生涯】
〈菅原家について〉
天穂日命(あめのほひのみこと)に起源をもち、曾祖父古人公の時代に学問をもって朝廷に仕える家柄となりました。
また、道真公の祖父清公公(きよきみこう)は、私塾を設け、同所からは朝廷の要職に数々の官人を輩出して菅原家は一大学閥となりました。
※天穂日命…天照大御神より生まれた神様で「農業・産業の神様」として信仰されています。
道真公は、幼少期の頃から神童と称されるほど学問の才能がありました。
青年期の頃には、学者として最高位であった文章博士となり、栄進を続けられました。さらに学問だけではなく弓にても百発百中の腕前を持ち、文武両面でその名を馳せました。
壮年期では、京都から讃岐国の長官として赴任せれ、疲弊していた国を建てなおすなど善政を行い、その実績が当時の天皇・宇多天皇に認められ京都へ戻り、ますます政治の中心で活躍さえれました。
しかし、右大臣に任じて、国家の発展に尽くされていましたが左大臣の藤原時平の政略により身に覚えのない罪で太宰府に突如左遷になり太宰府で生涯を終わられました。
左遷される際に日頃から目出ていた庭木の梅の木に語りかけるように詠まれた有名な和歌があります。
東風かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
現代語訳:東風が吹いたら(春が吹いたら)芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。太宰府に行ってしまった主人(私)がもう都にいないからっといって、春の到来を忘れてはならないよ (※Wikipedia参照)
また、歌にも詠まれた梅の木にまつわる伝説もあります。それは、太宰府天満宮の本殿前にある『飛梅』です。
【伝説について】
道真を慕う庭木たちのうち桜の木は主が遠い所に去ってしまうことを知ってから悲しさのあまり、みるみるうちに葉を落としていき、ついには枯れてしまいました。しかし梅と松は、道真を追いたい気持ちを強くして空を飛びました。ところが松は、途中で力尽き摂津国八部群板宿(現・兵庫県神戸市須磨区板宿町)近くの子後世「飛松岡」と呼ばれる丘に降り立ち、その地に根を下ろしました。
(これを飛松伝説といいます。)
一方、ひとり残った梅だけは、見事その日一夜のうちに主人の暮らす太宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったと語られています。
このような伝説のある『飛梅』は、今年、暖冬によりうーの家スタッフ一同で初詣に参拝した際、梅の花を咲かせていました。
〈1月7日(月)に初詣に行った際の写真です。〉
まだまだ咲き始めたばかりなのでぜひ太宰府にお越しになった際は、太宰府天満宮にお越し下さい。
〈アクセス情報〉
自動車の場合 ・九州自動車道 太宰府IC 約6キロ 筑紫野IC 約5キロ ・都市高速道路2号線 水城IC 約6キロ
西鉄電車の場合 ・西鉄福岡(天神)駅 → 西鉄二日市駅(乗り換え)→ 太宰府駅
博多駅周辺からの場合 ・博多バスターミナル → 西鉄バス 太宰府駅