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自然素材の家のメリット・デメリット

  • 2017/09/19
  • スタッフブログ

自然素材の家 メリット デメリット

 

こんにちは!アンティークな新築住宅・うーの家です。

近年シックハウス症候群などの健康被害が深刻な問題となり、自然素材の家が見直されています。

「自然素材の家は心地良い、温もりを感じる、アレルギー対策…」
とメリットばかりが注目されがちですが、自然素材ゆえのデメリットもあります。本日は自然素材の家のメリットとデメリットについてお話したいと思います。

 
 

人気が高まる自然素材の家

自然素材の家とは、木材や土、草などの自然な素材で造られた日本古来の住宅です。
しかし高度成長期になると迅速性や利便性が追求され、家造りには大量生産できるビニルクロスやビニルシート、合板フローリングなどの新建材が使われるようになりました。

新建材は低コストで加工しやすく、お手入れが簡単というメリットだけでなく、デザインやカラーバリエーションの豊富さも魅力です。

 

その一方でデメリットは人体に有害な化学物質が含まれる建材を使用するためシックハウス症候群や化学物質過敏症など健康に悪影響を及ぼす可能性があることです。

逆に、自然素材の家は化学物質を含む材料を使わないことから、安心して健康で快適な暮らしができることが最大のメリットです。

また製造時も破棄時も化学物質で環境を汚染する心配がない、省エネ性に優れているので光熱費が抑えられる…環境にもお財布にも優しい住まいといえます。

 
 
古くから家づくりに使われてきた漆喰、珪藻土、無垢材

自然素材の家に使われる材料として、漆喰や珪藻土、無垢材を思い浮かべる方も多いでしょう。
漆喰は、古くから城郭や神社仏閣、民家の壁や土蔵など広く使われ、珪藻土は火に強い土として、七輪、耐火断熱レンガの原料とされてきました。

どちらも壁材として知られています。また無垢材は天然の木材で見た目の美しさや風合いを感じられ、建具や床材に用いられます。それぞれメリット、デメリットをまとめます。

 
 
漆喰や珪藻土
 
〈メリット〉
・室内の湿気や結露を吸ってくれる
・空気環境を整えてくれる
・様々な表情に仕上がり、風合いなどを楽しむことができる
 
〈デメリット〉
・乾燥すると収縮し、ひびがはいることがある
・素材にばらつきや色むらがでることがある

 
 
無垢材
 
〈メリット〉
・樹木が本来持つ質感や香りを楽しむことができる
・調湿機能があり、一年を通して快適な湿度を維持できる
・削って修復すると、傷が目立たなくなる
 
〈デメリット〉
・色にばらつきがある
・経年変化が起こる
・乾燥収縮を繰り返すので季節によって隙間が空いたり、盛り上がったりする
 
 
漆喰や珪藻土、無垢材は施工に手間や時間がかかるため比較的価格は高いですが、耐久性が強く長く住み継いでいくことができるため長い目でみるとローコストになります。
 
自然素材の家を検討されている方はまず予算内に収まるか、ライフスタイルに合うかが重要になります。
メリットだけでなくデメリットも踏まえ、満足いく家づくりをしましょう。
うーの家は自然素材の家を多く建てています。気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。